「へぇ、そんな’市’、やってたっけ?」とHPをみてみたら、2002年からのイベントだった。しばらく札幌を離れていたのだから、知らなかったわけだ。
この’市’は、ミュンヘン(ドイツ)と札幌との姉妹都市・30周年の記念に始まったそうだ。
ドイツの年の瀬恒例のクリスマス・マーケット(ドイツ版’年の市’)を再現していて、’グリューワイン’という、シナモンやクローブなどのスパイス入りホットワインが飲める。長い開催期間も特徴で、今年を例にとると、期間は11月27日〜12月24日のクリスマス・イブまで。
話を聞いた年は、「へぇ」と感心したものの「寒いからなぁ」と行かず終いだったんだけど、翌年、遠方に住むいとこを案内したのを皮切りに、話せば誰かしらが「行ってみたいな♪」で、結局、毎年、出かける冬のマーケットになっている。
*夜桜みたいなイルミネーション。
毎年、目につくロシアの屋台、今年もありました。*
今年は、粋な雪かきのMと出かけることになった。雪のない、寒い日だった。
ドイツの伝統菓子’シュトーレン’や木のオーナメント、レースなどが華やかに屋台の店先を飾っていた。雑貨を扱う屋台でよく目にする、天使のモチーフやオーナメントは’クリストキント’(ChristKind)と呼ばれ、意味は’幼子キリスト’。ドイツではサンタクロースではなく、このクリストキントがプレゼントを置いていくことになっているんだそうだ。
飲食屋台の前に設置されたテーブルでは、ソーセージやバーガーなどをほおばりながら、楽しそうに、時に寒そうに談笑する人達のにぎやかな声が響いていた。そして多くの人の手に、温かそうな湯気をたてたグリューワインがあった。
寒さを想定して、タートルにニット・ワンピース、防寒パンツにマフラーに・・・と、重ね着の女王みたいだった私に対し、Mは相変わらず粋だった。襟元には黒のファー、濃い紫色の手袋に、ミニスカートそしてブーツ。
対照的なふたりは共に、こうして楽しい年の瀬を過ごせることを喜びながら、会場内を一周し、シナモンのきいたグリューワインで乾杯をした。
それから場所をかえて、今年1年の締めくくりのようにして、いろんなことを喋って、笑った。
「そろそろ帰ろうか」と外に出たら、まるで芝居のセットのような、完璧にきれいな雪景色ができていた。
●ミュンヘン・クリスマス市
場所:大通公園2丁目ホワイトイルミネーション会場
2009年11月27日(金)〜12月24日(木)
月〜木: 12:00〜21:00 金・22日: 12:00〜21:30
土: 11:00〜21:30 日・祝: 11:00〜21:00
※12月22日(火)は12時〜21時30分
交通:地下鉄南北線・東西線・東豊線「大通駅」
18、19、20、22番出口
電話:クリスマス市実行委員会(札幌市国際部交流課内)011-211-2032
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